【郡山】高齢者発見に「LINE」 7月から導入、不明者情報配信

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 郡山市は、無料通信アプリLINE(ライン)を使い、徘徊(はいかい)などで行方不明になった認知症高齢者の情報を発信する新たなアプリを開発した。同市の企業や団体などでつくる市認知症高齢者SOS見守りネットワーク連絡会が7月にも導入し、協力者への迅速な情報の発信や共有化を図り、行方不明者の早期発見につなげる。

 アプリは、行方不明者の情報提供を受けた同連絡会が氏名や年齢、性別、特徴、いなくなった日時と場所などの情報を、アプリを通じて加盟110企業・団体の社員、職員らの協力者に直接配信する。発見後は、同会への報告や声掛けなどで保護する仕組みだ。

 パソコンへのメールやファクスで発信するこれまでの手法では、会員企業・団体の協力者に十分に情報が行き届かないことが課題だった。昨年度までに警察などからの連絡を受けて49件の情報を配信したが、会員から寄せられた情報は1件にとどまった。

 同連絡会は28日に同市で本年度第1回会議を開き、アプリの導入について説明。同連絡会は今後、会員にアプリを周知し、普及を図る考え。