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【 男沼・女沼・仁田沼 】(福島市)
ふくしまを歩く
〔 5 〕
男沼・女沼・仁田沼
ミズバシュウが見ごろを迎え、春の息吹を感じさせる仁田沼の遊歩道
かれんな高山植物群生
 西暦800年の吾妻連峰の火山活動によってできたとされる男沼と女沼。二つの沼と、その間にある仁田沼を結ぶ遊歩道にはかれんな高山植物が群生、春の息吹を感じようと、多くのハイカーが訪れる。
 仁田沼駐車場から、まずは男沼を目指して歩く。長い坂道を上って体が程よく温まってきたころにミズバショウの群生地が出迎えてくれる。周囲にはシジュウカラなど野鳥の鳴き声が響き、歩道脇にはかわいらしいカタクリの花。春の森林浴は心身ともにリラックスできる。歩き始めてから約15分で男沼に到着。雄大な山々が水面に映る景色は多くの人々を魅了している。
 男沼から仁田沼までは約10分。約10万株といわれるミズバショウやコバイケイソウが群生し、貴重な自然を残している。沼の周囲は約300メートル。湿地帯のためところどころぬかるみ、防水性のあるトレッキングシューズなどで歩くのがベスト。健脚自慢なら、女沼まで足を延ばして風光明媚(めいび)な光景を楽しむことができる。
◆   メ モ   ◆
 土湯温泉にほど近く、ウオーキングで疲れた体をほぐすには最適。気軽に温泉気分に浸れる昔ながらの共同浴場や、日帰り入浴を行っている旅館も多い。特産のコンニャクを使った料理に舌鼓を打ったり、聖徳太子をまつる太子堂など周辺の散策も楽しめる。日本一の水質を誇る荒川の河川敷でもウオーキングを堪能できる。
 【問い合わせ】土湯温泉観光協会=福島市土湯温泉町字上ノ町1(電話024・595・2217)
(2010年4月29日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
 
 
 

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