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【 霊山 】(伊達市)
ふくしまを歩く
〔 15 〕
霊山
個性的な奇岩の上から広がる大自然の壮大な景色=宝寿台
奇岩怪石と迫力の絶壁
 阿武隈山系の緩やかな稜線(りょうせん)の中にそびえる奇岩怪石。例年多くの登山客を魅了する名峰には、登るたびに新鮮さを覚える深みある景色が広がる。
 木々が茂る登山口を進む。少しずつ急傾斜になる登山道を15分ほど登ると、「これが最初に見る名前の付いた岩、鍛冶小屋岩」と霊山道先案内人会の阿部名義会長。顔を上げると、ゴツゴツした大岩が目に飛び込む。火山岩の霊山の岩は、風化や浸食作用で、個性的な奇岩が連続して現れる。
 「宝寿台」や「天狗の相撲場」。絶景を望むことができる見事な奇岩を通り、登山口から約1時間。人一人がやっと通れる狭い岩の通路と絶壁が迫力満点の「親不知・子不知」に到着。同岩を抜けた後の「護摩壇」では、福島盆地、吾妻・安達太良連峰など大自然の壮大な景色が広がり、道中の疲れを癒やしてくれる。
 同コースは、約2時間で往復できる初心者用コースの一部。健脚自慢なら、約5時間の本格コースに挑戦し、眺望を満喫できる。
◆   メ モ   ◆
 登山口付近の宿泊・入浴施設「りょうぜん紅彩館」では、霊山の岩肌を眺めながらの入浴で疲れを癒やせる。バンガロー、林間広場を備えたキャンプ場「霊山湧水の里」は、キャンプやいも煮会に最適。両施設では飲料水などすべて霊山のわき水を使用。湿原に咲く希少植物のリュウキンカ、ミズバショウの群生地もあり、春に見ごろを迎える。
 【問い合わせ】伊達市霊山総合支所業務担当=同市霊山町掛田字段居45(電話024・586・3402)
(2010年7月15日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
 
 
 

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