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【 一ノ俣遊歩道 】(喜多方市)
ふくしまを歩く
〔 16 〕
一ノ俣遊歩道
そびえ立つ樹齢300年以上といわれる巨大カツラ。圧倒的な存在感を感じながら歩く
巨岩と古木 神秘的光景
 飯豊山の雪解け水が流れる喜多方市山都町、一ノ戸川沿いの約1.3キロの遊歩道。原生的な緑と水を肌で感じることができる。
 温泉保養センター「いいでのゆ」から県道を西会津方面に約400メートル進んだところにある一ノ俣橋が起点。序盤のアップダウンを抜けると、辺りに巨岩や古木が多くなっていく。びっしりとコケを張り付けた古木の幹が大きく曲がり、行く手にアーチを架ける。森の奥に足を踏み入れる探検家の気分で先へと進む。
 中間点を過ぎたところに、地元で樹齢300年以上といわれる巨大カツラがそびえ立つ。一つの株から10本ほどに幹が分かれ、圧倒的な存在感を放つ。足を止めて辺りを見渡すと、そばには高さ4メートル、幅3メートルはあろうかという巨岩が横たわる。差し込む木漏れ日、木や岩肌を覆う分厚いコケと相まって、神秘的な雰囲気を漂わせている。
 後半は起伏が少なく、川の流れが耳に心地よく森林浴を楽しめる。丸太橋を慎重に渡って終点。県道を歩いていいでのゆに戻れる。
◆   メ モ   ◆
 喜多方市山都町は「そばの里」として有名で、味自慢のそば店が多い。「飯豊とそばの里センター」では、そばを味わうだけでなく、そば打ちの体験もできる。温泉保養センター「いいでのゆ」は、鉄分を多く含むお湯が疲れを癒やすと人気を集めている。食事や宿泊も可能で休憩室も広く、山登りや渓流釣りの拠点として最適。
 【問い合わせ】山都町観光協会=喜多方市山都町字蔵ノ後954の1(電話0241・38・3831)
(2010年7月22日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
 
 
 

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