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【 鎌倉岳 】(古殿町)
ふくしまを歩く
〔 17 〕
鎌倉岳
うっそうとした緑に包まれた登山道では、ケヤキなどの巨木が出迎える=修験の森
目奪う巨木 森の自然美
 遊歩道は古殿町役場から車で約15分の大作口から回る約2キロ、1時間30分ほどのコース。奥深い緑に囲まれた森で自然を堪能しながら、時折木々の間から見渡すことのできる街並みの景色も心を和ませる。
 大作口から分岐点の遊歩道・山頂入り口を西に進むと、かなり高低差があり、足腰に自信のある人でないと厳しい地点もある。しかし、ナラやモミジなどの広葉樹を中心とした「修験の森」の自然は壮大で、中でもカツラやケヤキの巨木には目を奪われる。
 鎌倉岳観光協会の矢吹健一会長によると、遊歩道が整備された1990(平成2)年以前は一部を除いてすべて森だったという。イワウチワやカタクリの群生地など今もありのままの自然が残り、春にはきれいな花が楽しめるほか、秋は紅葉が美しいという。
 あずまやから入り口に向かう道は比較的なだらかなため、初心者にはこのルートの往復がお薦め。山頂からの眺めも良く、余裕のある人は足を延ばしてみてもいいだろう。
◆   メ モ   ◆
 4月にオープンしたばかりの道の駅「ふるどの」では、多彩な地場産品を取りそろえる。県指定天然記念物の越代の桜は春に淡いピンク色の花を咲かせる。古殿八幡神社では、毎年10月に県指定重要無形民俗文化財の笠懸(かさがけ)・流鏑馬(やぶさめ)が披露され、武者姿の役者が疾走する馬の上から的を目掛けて素早く矢を放つ。
 【問い合わせ】古殿町役場産業振興課=古殿町松川字新桑原31(電話0247・53・4620)
(2010年7月29日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
 
 
 

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