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木々や植物の四季折々の顔が楽しめ、自然の“命”を感じることができる=さくらの広場付近 |
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四季それぞれに違う顔 |
JR郡山駅から西へ約10キロ進むと、面積32.5ヘクタールの敷地に約27万2000本の樹木や豊富な植物が茂る逢瀬公園、県総合緑化センターに至る。園内に設置された3キロ、5キロの2コースは起伏に富むが、春は桜、秋は紅葉など四季折々に違う顔をのぞかせ、訪れる人たちを魅了する。
木々の間から差し込む光を浴び、上り坂を歩き始めると、ソメイヨシノ、しだれ桜などが並ぶ「さくらの広場」の桜並木が温かく迎えてくれる。
県内の薬草417種が栽培されている薬草園を抜け、安積平野を借景した築山山水式庭園の日本庭園に到着。近くにはキンシャチなど貴重な種類が並ぶサボテン園やシャクナゲ園、ブナ林などもあり、豊かな自然に心癒やされる。また、園内には滑り台やクライミングウオールなどの遊具も充実、子どもらの歓声が響く。
郡山ノルディックウオーキング協会長の高橋国一さんは「年間を通して楽しめる。気候に応じてルートも変更でき、約70メートルの高低差も魅力」と話す。
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◆ メ モ ◆
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逢瀬地区はコイの養殖が盛んで、同町の温泉旅館で味わえる。高齢者文化休養センター「逢瀬荘」は大人460円で日帰り入浴が可能。隣接する河内クリーンセンターの焼却熱を利用した温泉は人気を集める。また断層が分断し、風化した地層「きのこ岩」と呼ばれる白亜の奇岩などが点在する浄土松公園も古くから知られる。
【問い合わせ】郡山市観光協会逢瀬支部=逢瀬町多田野字南原3(電話024・957・3000)
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(2010年10月14日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
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民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
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