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【 飯野堰堤 】(福島市)
ふくしまを歩く
〔 40 〕
飯野堰堤
ダムの川面には、うっすらと氷が張り、雪の遊歩道には落ち着いた空気が漂う
川沿い歩く雪の遊歩道
 阿武隈川をせき止める飯野堰堤(えんてい)(東北電力蓬莱ダム)の雄大な姿を眺めながら、散策を楽しめる。
 1938(昭和13)年に発電を開始した同ダム周辺は、旧飯野町時代から公園として整備され、約500本の桜並木が続く側道や阿武隈川沿いを歩く遊歩道などが設けられた。春になると、桜並木がトンネルをつくる名所として知られる同公園だが、冬には違った顔も見せる。
 阿武隈川の川面にはうっすらと氷が張り、水鳥が羽を休める。水辺に造られた遊歩道を進むと、足音に気付いたのか、水鳥たちが一斉に飛び立ち、その羽ばたきと水しぶきの音が静かな林間に響き渡る。
 夏には新緑が、秋には色付いた紅葉が川辺を包み、四季を通して自然を楽しめる。同公園の整備に取り組む飯野堰堤桜援隊会長の菅野正義さんも「阿武隈川の自然を楽しみ、落ち着いた散策ができる」と話す。
 公園では、現在も桜の植樹が毎年行われ、春には桜祭りなどのイベントも開かれる。
飯野堰堤
◆   メ モ   ◆
 飯野堰堤下流に架かる新飯野橋のたもとの河原は「水辺の小楽校」として整備され、川と直接、触れ合うことができる。東北南部最大規模とされる縄文時代中期の集落跡として知られる「和台遺跡」も近くに位置する。UFOの里として有名な飯野を味わいたいなら、国道114号沿いにある千貫森のUFOふれあい館に立ち寄るのもいいだろう。
 【問い合わせ】福島市飯野支所=福島市飯野町後川10の2(電話024・562・2111)
(2011年1月20日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
 
 
 

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