「飛騨の円空展」慈愛あふれる仏像

両面宿儺坐像

 福島民友新聞社は、創刊120周年記念事業として県立美術館、飛騨千光寺と共催し、東日本大震災復興支援・特別展「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡」を2015年1月27日から福島市の県立美術館で開催しています。  同展では、生涯に12万体もの仏像を彫ったといわれる江戸前期の僧・円空の名作「両面宿儺坐像(りょうめんすくなざぞう)」や「金剛力士(仁王)立像」をはじめ飛騨千光寺所蔵の円空仏を中心に、岐阜県高山市所在の約100体を展示中です。庶民に寄り添った円空の慈愛あふれる仏像が心のやすらぎを届けています。