バンクシーって誰?展
【文化】
「バンクシー展」24日閉幕 来場者9万人を突破

(写真上)閉幕を前に、来場者でにぎわうバンクシー展会場=22日午前11時、郡山市(写真下)五阿弥社長(左)から記念品が贈られた古川さん家族
郡山市のビッグパレットふくしまで開催中の「バンクシーって誰?展」は24日、閉幕する。最終盤を迎えた会場にはバンクシーの世界を体験しようと多くの来場者が訪れており、22日には会期中の来場者が9万人を超えた。
節目の9万人目となったのは、郡山市の古川亜由美さん(38)、陽太(ひなた)君(11)、湊太ちゃん(4)、淳子さん(63)家族。長男の陽太君がバンクシーに興味を持っており、夏休みの思い出に訪れたという。陽太君は「花束を投げる作品が見られてうれしかった。会場全体が本物のようで楽しかった」と笑顔だった。古川さん家族には福島中央テレビの五阿弥宏安社長から記念品が贈られた。
同展は福島民友新聞社、福島中央テレビでつくる実行委の主催。バンクシーが欧州や米国、中東で壁面などに描いたストリートアートを街並みごと再現している。ほとんどの作品が撮影可能で、「シュレッダー事件」で話題となった「風船と少女」や代表作「ラヴ・イズ・イン・ジ・エア」などが並ぶ。物販コーナーも設けられており、同展でしか手に入らないグッズも購入できる。時間は午前9時30分~午後5時(入場は同4時30分まで)。当日券は一般1800円、高校・大学・専門学校生1600円、小・中学生は1100円。未就学児無料。