バンクシーって誰?展
【文化】
「バンクシー展」閉幕 ビッグパレット、最終日も多くの来場者

最終日も多くの人が訪れた会場=郡山市・ビッグパレットふくしま
郡山市のビッグパレットふくしまで開かれていた「バンクシーって誰?展」は24日、閉幕した。最終日も多くの来場者が訪れ、映画のセットのような街並みを巡りながら、バンクシーの作品を楽しんでいた。
同展は福島民友新聞社、福島中央テレビでつくる実行委の主催。会場ではバンクシーが欧州や米国、中東で壁面などに描いたストリートアートを街並みごと再現し、街の雰囲気とともに、バンクシーの作品を紹介した。「シュレッダー事件」で話題となった「風船と少女」や代表作「ラヴ・イズ・イン・ジ・エア」などを展示した。物販コーナーも人気を集め、同展限定の商品を買い求める来場者の姿があった。
相馬市から訪れた菊地凜さん(19)は「ずっと来たいと思っていたので最終日に見ることができて良かった。バンクシーが昔から活動していたことを知り、当時の作品を街並みごとに感じられたのが楽しかった」と話した。