最優秀賞は藤田さんの「ゴマたっぷり豆乳鍋」 2020福鍋満腹絶倒計画

 
シイタケのうま味が凝縮されただしを使った豆乳とみそベースの鍋。肉団子にネギとシイタケを入れ食感のある仕上がりに。大人から子どもまで楽しめる

 旬の県産野菜を使った鍋料理を競う「2020 鍋奉行も納得。福鍋まんぷく絶倒計画」の2次審査(調理審査)が28日、福島市の福島ガスショールーム「プロメ」で開かれた。最優秀賞に郡山女子大短期大学部1年の藤田明香(あすか)さん(19)が考案した「ゴマたっぷり豆乳鍋」が選ばれた。藤田さんのレシピは印刷物にまとめられ、県内外にある協力販売店の県産野菜売り場で紹介される。

 郡山女子大付高2年の田村美羽さん(17)と祖母文子さん(62)の「福ふく鍋」と、耶麻農高2年の大八木心美(ここみ)さん(17)と佐藤和花(のどか)さん(17)の「耶麻高のうま味たっぷりトマト鍋」が優秀賞に選ばれた。

 福島民友新聞社、全農県本部主催、県、JA福島中央会、県青果物価格補償協会の共催で、県産野菜のPRと風評払拭(ふっしょく)が狙い。秋冬野菜のネギ、ニラ、シイタケ、春菊の中から2品以上を使った家庭でも楽しめる鍋料理のレシピを募り、141点の応募があった。2次審査には3点が進み、考案者が調理した。

 料理家の佐藤文男さんが審査員長を務め、県農産物流通課の鈴木正人課長、JA福島中央会営農・農政部の岩本義幸農業振興担当部長、福島民友新聞社の二瓶和男広告局長ら6人が見た目や味、アイデアなどを基準に審査した。

 藤田さんの「ゴマたっぷり豆乳鍋」はシイタケのうま味が凝縮されただしを使った豆乳とみそベースの鍋。肉団子にネギとシイタケを入れ食感のある仕上がりにした。

 佐藤審査員長は「家庭でも作りやすい手軽さがある。味も上出来」と高く評価した。藤田さんは「野菜嫌いな人でもおいしく食べてほしい。これからも県内の野菜を使ったレシピを考えたい」と話した。



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【写真】優秀賞「福ふく鍋」 さっぱりとしたしょうゆ味のスープに春菊、シイタケなど野菜をふんだんに使った色鮮やかな鍋。アボカドを加えることで鍋の良さを引き出した

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【写真】優秀賞「耶麻高のうま味たっぷりトマト鍋」 耶麻農高で育てたネギを使ったトマトスープの鍋。味の違いを楽しめるネギ、シイタケ、ニラを入れた三色団子と、最後に入れるレタスの食感が特長だ