不明高齢者早期発見へ、田村市と田村署連携 登録者の情報を共有

 

 田村市と田村署は昨年から、認知症などで行方不明になる恐れがある市内の高齢者についての情報共有を行っている。高齢者の行方が分からなくなった際の早期発見につなげる。

 高齢者の事件事故防止が狙い。事業名は「市高齢者おかえり支援事業」。登録すると、プリントネームや靴用ネームシールを受け取ることができる。一目で名前が分かるため、徘徊(はいかい)などで行方不明になった場合でも発見しやすくなる。

 登録した高齢者の情報や顔写真については、同市と同署で情報を共有する。事前に準備しておくことで、警察の初動を早くする利点がある。これまでは、個人情報保護の観点から、自治体と警察の情報共有が難しかった。

 昨年11月には、同市地域包括支援センター職員と同署員が同市大越町の高齢者宅を訪れ、事業概要を説明した。