ファン魅了...新選組展閉幕 幕末に命を燃やした隊士に思いはせ

 
多くの新選組ファン、歴史ファンを楽しませた新選組展2022

 県立博物館(会津若松市)で開かれていた「新選組展2022―史料から辿(たど)る足跡」は19日、閉幕した。最終日も多くの新選組ファン、歴史ファンが訪れ、幕末に命を燃やした隊士たちに思いをはせていた。

 同展は県立博物館、福島民友新聞社、福島中央テレビでつくる実行委員会と読売新聞社の主催で、7月23日に開幕した。

 土方歳三の愛刀「和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)」(土方歳三資料館蔵)が県内初公開されたほか、近年になって調査・研究が進んだ近藤勇の書簡などを通して、かつての新選組像とは異なる隊士の実像に迫った。

 また、会期中は土方歳三の子孫で土方歳三資料館長の土方愛さんや、近藤勇の子孫で天然理心流9代目宗家の宮川清蔵さんらが関連イベントで講演などを行い、ファンの注目を集めた。

 最終日に新潟市から訪れた荒木美穂さん(28)は「史料を見て、あの頃を生きた人たちがいて今があるということを感じた。特に永倉新八が隊士らの名前などを列記した史料は、隊士たちが生きていた証しであり、印象的だった」と話した。