福島に元気を 福島民友新聞・創刊125周年事業

 

 福島民友新聞社は今年創刊125周年の節目の年となり、県文化の向上を目的としたさまざまな事業を展開いたします。芸術、音楽などの文化事業をはじめ、子どもたちの健やかな成長を願い、県の未来を支えるきっかけとなる事業を目指しております。

 東日本大震災から9年が経過しようとする福島。当社では、県の気概を広く県内外に伝えることが重要と考えています。多くの人々が集い、福島の「今」に共感することが、これからの福島創出につながっていくと思っています。

 さまざまなイベントを通して、「福島の元気」を皆さんと一緒につくっていきます。

 ◆ジャポニスム展  ※終了しました

 19世紀後半、開国した日本から多くの美術工芸品が海を渡りヨーロッパを中心にブームを巻き起こした日本文化=ジャポニスム。植物や昆虫などをモチーフにした繊細で自由な表現を持つ作品は驚きと感動を呼びました。

 1900年、フランスで開かれた「パリ万国博覧会」では、近代的な素材と技術を用いて芸術家が個性と自由を表現するアール・ヌーヴォー(新たな芸術)が大きな注目を集めました。現在も脈々と引き継がれる工芸メーカーの創業者が関係するルネ・ラリックやルイス・カンフォート・ティファニー、葛飾北斎の影響を受けたとされるエミール・ガレ、ジョルナイ工房などが代表的なアール・ヌーヴォーの作家たちとされています。

 展覧会は3月24日から5月10日まで福島県立美術館(福島市)で開かれ、ジャポニスムの影響を受け世界的な評価が高いアール・ヌーヴォー作品所蔵で知られるブダペスト国立工芸美術館(ハンガリー)から、約200点の作品が展示されました。

 大海を渡り大きな影響を与えた日本文化がヨーロッパ文化と融合し生まれた作品の里帰りともいえ、世界が認めた日本近世芸術を改めて知る展覧会となりました。

 福島中央テレビ開局50周年事業。

 ◆今夏に古関音楽祭 ※終了しました

 福島市に生まれ、日本を代表する作曲家として知られる古関裕而。今春から放送のNHK連続テレビ小説「エール」のモデルとして、また1964年東京オリンピックの行進曲「オリンピック・マーチ」の作曲者として大きな注目を集めています。

 今夏、古関の生誕月・8月に合わせ古関メロディーをテーマにした音楽祭を福島市で開きます。古関の功績を生で感じていない若い世代にも、心と耳に残る古関の旋律を深く知ってもらうため、歌謡曲や応援歌、マーチなど幅広いジャンルでステージが繰り広げられます。現代も大きな感動を呼ぶ古関メロディーを届け、次世代につなげる音楽祭といたします。

 ◆五嶋龍リサイタル 福島・11月22日

 世界で活躍するバイオリニスト五嶋龍氏のリサイタルを11月22日、福島市音楽堂で開催します。

 全国12カ所で行うデビュー25周年リサイタル・ツアーの一つ。世界屈指のオーケストラ、音楽家らとの共演や、テレビ番組「題名のない音楽会」の司会などで大きな注目を集めてきた五嶋氏。3月公開の映画「Fukushima50(フクシマフィフティ)」では、映画音楽に初参加するなど、活動の幅をさらに広げています。

 ◆リサ・ラーソン展 ※終了しました

 スウェーデンを代表する陶芸家リサ・ラーソン氏の作品など約220点を展示する「リサ・ラーソン展 創作と出会いをめぐる旅」を7月18日~8月30日、いわき市立美術館で開きます。

 愛らしい動物や個性を秘めながらもどこか愛情を感じさせる人物像、造形美豊かな陶芸作品を制作し、日本でも多くのファンを魅了している同氏。展覧会では、初期から最近作に至るえりすぐりの代表作を展示しながら、影響を受けたアーティストの作品なども併せて展示し、彼女の制作のルーツをたどり、原点を探ります。