「ワカサギ釣り」解禁に向け事業者準備 裏磐梯・冬の風物詩

 
解禁に向けワカサギ釣り用の電動リールざおを手入れする従業員

 北塩原村裏磐梯の冬の風物詩、桧原湖と小野川湖のワカサギ釣りが11月1日に解禁となる。漁期は来年3月31日まで。

 桧原漁協は今年、両湖に約3億8000万匹を放流した。県と漁協による放射性物質検査では、放射性セシウムが食品衛生法に定める食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回ったという。

 解禁に向け、ワカサギ釣り用のドーム船を運営する事業者が準備に追われている。桧原湖沿いの「第一ゴールドハウス目黒」は従業員が電動リールざおを手入れした。社長で桧原漁協組合長の目黒善一さん(62)は「今年のワカサギの生育は良好だ。最近は平日に訪れる女性リピーター『ワカガール』(ワカサギガール)も出てきた。道具のレンタルもある。気軽に楽しんでほしい」と話した。

 桧原漁協は2010年9月~11年8月期に遊漁券販売で7万7553人を記録したが、東日本大震災後は5万人台まで落ち込んだ。

 最新のふ化設備を導入して釣りやすい環境を整備したことで遊漁券販売は右肩上がりで回復、一昨年は震災前を上回る8万1078人、昨年は8万2275人を記録した。