桧原湖、小野川湖「穴釣り」初の全面禁止 氷が張らず安全考慮

 

 桧原漁業協同組合は12日、緊急理事会を開き、今季の北塩原村の桧原湖と小野川湖の氷上でのワカサギ釣り(穴釣り)を禁止することを決定した。暖冬の影響により、穴釣りを楽しめるほどの十分な氷が張らなかった点や、今後の気象予報などから、釣り客の安全を考慮した。13日に全組合員に通知する。

 同漁協によると、氷上での穴釣りができないのは初めてとみられる。昨季は1月15日から部分解禁し、1月末に全面解禁した。昨季全体の遊漁券販売は約8万2千枚。ワカサギ釣りは湖上に浮かぶドーム船や屋形船で楽しむことができるが、同漁協は穴釣りができないことで、遊漁券販売への影響を懸念している。

 同漁協の目黒善一組合長は「来季こそは、雪が降り、湖面がしっかり凍ってほしい」と話した。

 同漁協は、転落事故防止などのため、解禁前に穴釣りをしないよう、今後も警察や消防と協力し注意喚起していく。