釣り愛好者ら相馬港周辺を清掃 初の開催、マナー向上も訴え

 
相馬港周辺の清掃活動に取り組む参加者

 相馬市の釣具店「つりエサ豊漁」と同店を利用する釣り愛好者有志が、相馬港周辺で清掃活動を行った。参加者は沿岸部のごみを拾いながら、釣りのマナー向上を訴えた。

 同店によると、新型コロナウイルスの感染拡大で人数が集まる催しやレジャーが自粛傾向となる中、距離を取って行える釣りは人気を集めている。一方で、釣りや観光で訪れた人の相馬港周辺でのポイ捨てや、禁止区域での釣りなどが後を絶たないという。漁業への影響も懸念されることから、相馬港湾建設事務所などが看板を設置し、立ち入り禁止区域を広げている。

 こうした一部のマナー違反者により、釣りやレジャーを楽しむ場が少なくなることを懸念して同店と利用者が相談し、清掃活動を計画した。賛同者も多く集まり初めての活動に乗り出した。

 10月18日に行われた活動には約50人が参加。同港や南防波堤、松川浦新港を中心にペットボトルや釣り餌の残りなどのごみを拾い集め、釣り客らにごみの持ち帰りを訴えた。

 同店の女性(37)は「これからも定期的に活動して適切に利用する意識向上を訴えたい」と話す。

 マナー向上を実現させ、釣り場の禁止区域縮小につなげることを目標としていく。