【ザル菊】「ざる菊園」復活!きれいに咲いた花を 東日本台風から1年

 
「きれいに咲いたざる菊を見に来て」と呼び掛ける佐藤会長

 伊達市梁川町五十沢地区の国道349号沿いで、ざる菊が見ごろを迎えている。昨年10月の東日本台風によりざる菊の一部が流失したが、地域住民らでつくる「五十沢の自然を守る会」が休耕地を活用したざる菊園を復活させた。

 同会が5年ほど前から、道路沿いを花で彩るため植え始めた。しかし、東日本台風により、国道近くを流れる阿武隈川が氾濫。川沿いの土地に植えられていた一部の花が流失した。

 佐藤徳治会長(79)は「もうすぐで、きれいに咲くと楽しみにしていた。変わり果てた姿に言葉も出なかった」と当時を振り返る。

 被害を受けた場所は、会員らが手作業で土砂を撤去。浸水を免れた場所から苗を植え替えたり、除草したりするなどの手入れを続け、被災から約1年で花が咲いたという。

 同会によると、赤や黄色、ピンクなど色とりどりの花が今月下旬まで楽しめるという。佐藤会長は「ざる菊は地域の復興のシンボル。きれいに咲いた花を見に来て」と笑顔で呼び掛けた。