ハスに癒やされ...大切に育てたピンク見ごろ-弓田隆雄さん宅-

 
ハスが咲く田んぼで、応援メッセージが記された「来訪記」を読み返す弓田さん

 会津若松市高野町中前田の農家弓田隆雄さん(86)が自宅の田んぼで栽培するピンクのハスが見ごろを迎えている。午前中に見るのがお勧めだという。

 弓田さんは2001(平成13)年、減反でコメの生産縮小を余儀なくされたのを機に、田んぼを再利用できないかと観賞用の「試蓮」の栽培をはじめた。07年にあずまや「蓮観庵(はすみあん)」を設け、訪れた人が感想を書けるノート「来訪記」を備えた。ノートは現在3冊目。来訪者が記す応援メッセージを励みに、約20年間、ハスの花を大切に育ててきた。

 田んぼはJR磐越西線沿いにあり、豪華寝台列車「トランスイート四季島」が通る週末には写真愛好家が集まる撮影スポット。弓田さんは「農業にはいろんな可能性がある。ハスの花に癒やされながら、少しでも農業に親しみをもってもらえれば」と話している。