西郷・羽太小彩るビオラ、児童と一緒に種から育てる「お花の先生」

 
玄関前に飾られた美しいビオラと栽培を管理する深谷さん

 西郷村の羽太小が美しいビオラで彩られている。ビオラは同校用務員の深谷恵美子さんが種から苗を育てた。全校児童もプランターに植えて一緒に育ててきた。児童から親しみを込め「お花の先生」と呼ばれる深谷さんは「子どもたちには花を愛する気持ちを大切にしてほしい」と願いを込める。

 深谷さんは独学で花についての知識を蓄えてきたという。どうやったらきれいな花が咲くのか、1年ごとに日記に良かった点や反省点を細かく書き、翌年の栽培に役立てている。卒業式では毎年、会場にビオラが飾られ、卒業生の門出を祝う。秋にはマリーゴールドやサルビアが同校を彩る。

 関根敦子校長は「児童にとって深谷さんと一緒に育てる花は自慢。みんな花に囲まれ心に元気をもらっている」と笑顔を見せる。6年の石田翔貴君は「毎日きれいな花壇を見てとてもいい気持ちで学校生活を送れます」と話している。

 児童たちから「いつもありがとうございます」と声をかけてもらえることが励みという深谷さん。「土に触れるのはとても大事なこと。これからも子どもたちと楽しく花を育てていきたい」。花への愛情を胸に、きょうも花壇に向かう。