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愛宕山

< 標高 366m >
(いわき市)


稜線のなだらかな愛宕山の全景。田人地区の中心部に位置しており、地域住民やハイカーらに親しまれている
   
山を楽しむ
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緩やかな稜線 山道も整備
     
   

 いわき市の南西部に位置する。山容は稜線(りょうせん)が緩やかで、山頂にも比較的短時間で到着することが可能で、太平洋はじめ市内も一望できる。
 同市田人地区一の倉、妻橋の両登山道から登ることができるが、地区住民の手により整備され、目立った悪路もない一の倉登山道から目指すのが一般的。
 一の倉登山道へは公民館や商工会、診療所を併設した同地区の核施設で駐車可能台数も多い「田人ふれあい館」(田人支所)に車を止めて向かうのが便利。同館から約1キロ西に県道を進むと、道路右側に登山道の案内板が現れる。
 登山道入り口から山頂までの道のりは約1500メートル。途中、200メートルごとに山頂までの残りの距離も表示されている。山道はふもとの牧歌的な風景などを眺めながら歩を進めるにつれ徐々に緩やかな傾斜へと変わる。
 杉など針葉樹中心の植生は道中半ばから広葉樹も増え始め、山道をはさみ針葉樹と広葉樹が生えるコントラストも楽しめる。登りつめると眼下には滝富士など周囲の山並みや鮫川、同市南部の市街地、船舶の浮かぶ太平洋を望む360度の風景が一気に広がる。
 山頂も地区住民が木立を伐採するなど、景観を楽しみたいハイカーに配慮している。近くに住み定期的に山道整備をする緑川良男さん(70)は「海に近い恵まれた山。元朝参りなど大勢の人に親しまれている」と語る。登山の楽しみだけでなく、地区住民の真心も感じる魅力あふれる一座だ。

     
田人ふれあい館(いわき市田人支所)。公民館なども併設する地域の核施設で、登山道に近いことから車で訪れる際の駐車場に最適
■参考コース・時間
 ▽
田人ふれあい館(10分)→一の倉登山口(30分)→愛宕山(20分)→一の倉登山口(10分)→田人ふれあい館
■問い合わせ先
 ▽いわき市観光物産課=0246(22)7477
 ▽いわき市田人支所=0246(69)2111
   
(2008年2月1日 〔山を楽しむ〕文・堀込  大 写真・田中 良吾)
 

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