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石森山

< 標高 225m >
(いわき市)


絹谷富士山頂から望む石森山。山域一帯は森林公園として整備され、多彩な植物や野鳥の宝庫として親しまれている
   
山を楽しむ
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10コースある遊歩道が魅力
     
   

 いわき市の北に位置する。山域一帯は森林公園として整備され、石森山と連峰をなす絹谷富士(218メートル)を囲む遊歩道は全10コース、総延長11キロ。家族連れから歩き慣れた人まで自在にコースを楽しむことができるのが魅力。
 山の中腹にあるいわき市フラワーセンターを過ぎると間もなく、登山口のある駐車場に着く。車を止め、「石森山入口」の看板から踏みならされた道を歩く。こう配はやや急だが、すっかり葉の落ちた落葉樹から差し込む陽光が気分を明るく、足取りを軽くしてくれる。10分ほど登ると、ほこらの建つ山頂に到着。木立に囲まれてはいるが、平方面は開けており、市街地と遠く太平洋を一望できる。
 石森山で展望を楽しんだら絹谷富士へ向かう。石森山を背に北に進むと、記念石が置かれた遊歩道の分岐点に差し掛かる。北東の沢に抜ける遊歩道を進むと湿地帯があり、コナラや赤松など多彩な植生を観察することができる。沢を登り、遊歩道をしばらく進むと絹谷富士が見えてくる。絹谷富士のごつごつとした岩肌は火山岩で、2000万年前の海底火山の名残という。
 岩場を登り、たどり着いた山頂からの展望は雄大のひと言。標高は石森山より低いが、視界を遮るものがなく、360度の大パノラマが一気に広がる。
 フラワーセンター顧問の古内栄一さん(77)は「山域一帯は自然の宝庫。木々や野鳥を観察しながら知的な散歩を楽しんでほしい」と話す。

     
山の中腹にあるフラワーセンターでは四季折々の草花が楽しめる。温室ではブーゲンデリアが見ごろを迎えている
■参考コース・時間
 ▽
登山口(10分)→石森山(15分)→記念石(20分)→沢(20分)→絹谷富士(20分)→登山口
■問い合わせ先
 ▽
いわき市農林水産部林務課=電話0246(22)7474
 ▽いわき市フラワーセンター=電話0246(22)5667
   
(2008年2月15日 〔山を楽しむ〕文・渡辺智也 写真・永山能久)
 

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