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朝日山

< 標高 797m >
(鮫川村)


朝日山
いわき市側から眺めると整備された朝日山の山頂がはっきりと見ることができる
   
山を楽しむ
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360度の大パノラマが自慢
     
   

 元鮫川村長の故芳賀文雄さんが2003(平成15)年、「村内に海の見える場所がある」と聞いたことをきっかけに整備された。同村といわき市の境に位置する山頂からは西に阿武隈山系や八溝山系、那須連峰、東にいわき地方の山々を見渡すことができる。
 地域住民による朝日山に遊歩道をつくる会(堀川信四郎会長)が村と一体となって守っている。入り口の案内看板、東西コース合流点の標識などが整備されており、大自然を心おきなく満喫できる。
 「気象条件が合えば太平洋も望める」と話す村役場の緑川正和さんの案内で早春の山頂を目指した。渓流に沿って登る緩やかな西コース(約1.9キロ)とやや急な東コース(同850メートル)があり、どちらも国道289号から入る。まだ雪が残っていたため時間を考えて東コースを選択した。
 アカマツ、ブナなどの林の中をひざほどまである積雪をかき分け、雪に映る雑木林の影を楽しみながら約30分ほど歩き山頂に着いた。海までは望めなかったが、360度の大パノラマに達成感がこみ上げた。
 「元日には東に初日の出、西に霧に沈むふもとの絶景が広がった」と堀川会長。「春先の渓流沿いに進む西コースと、東西コース合流点から山頂まで続くツツジに囲まれた遊歩道がお薦め」と太鼓判を押す。
 入り口から約10分のところに、そば打ちなどの体験(要予約)もできる宿泊施設「ほっとはうす・さめがわ」がある。

     
朝日山
そば打ちなどもできる体験型宿泊施設「ほっとはうす・さめがわ」。登山のほかにも楽しみがある
■参考コース・時間
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東口入り口(20分)→山頂。西口入り口(45分)→山頂。鮫川村役場から車で30分、ほっとはうす・さめがわから10分。
■問い合わせ先
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鮫川村役場企画調整課=0247・49・3115
   
(2008年3月7日 〔山を楽しむ〕文・加藤隆史 写真・田中良吾)
 

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