【富岡】夜の森「桜のトンネル」見ごろ 4月3、4日は歩行者天国

 
見ごろを迎えた夜の森の桜並木=28日午前9時15分ごろ、富岡町

 富岡町のシンボル、夜の森地区の桜並木が28日、見ごろを迎えた。マスク姿の花見客らが訪れている。

 桜並木は、約2.2キロにわたりソメイヨシノが道路沿いに並ぶ「桜のトンネル」として知られる。東京電力福島第1原発事故で大部分が帰還困難区域となり立ち入りが制限されていたが、昨年3月10日に一部で避難指示が解除され、自由に歩ける区間が約300メートルから約800メートルに延びた。

 いわき市で避難生活を送る同町出身の会社員の男性(62)は「今年も美しい姿を眺めることができて感動している。避難先にいる多くの住民にも古里の桜を見てほしい」と話した。町は4月3、4の両日、旧富岡二中周辺を歩行者天国にして観桜を楽しむイベント「桜まつり」を開く。町観光協会は同2~11日まで桜並木をライトアップする。