【喜多方】しっとり春色、しだれ桜並木 2年ぶり喜多方桜ウォーク

 
2年ぶりの桜ウォークではシダレザクラの並木が来場者を迎えた

 喜多方市の日中線しだれ桜並木などを歩く「蔵のまち喜多方桜ウォーク2021」は17日、同市の押切川公園スポーツ広場を発着点に開かれた。昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、2年ぶりの開催となった。あいにくの雨模様だったが、約500人が参加して日本最大級のシダレザクラ並木の景色を堪能した。

 「やっぱりきれいだね」。桜並木に向かって歩く参加者は、しっとりとぬれる桜の美しさをたたえた。シダレザクラの開花は例年より早かったが、この日を待つように薄紅色の花をつけたまま、参加者を出迎えた。参加者は傘を少し上に上げゆっくりと桜を眺めながら、一歩一歩進んでいた。

 相馬市の農業の男性(65)は「歩きながら見る桜は落ち着く。来年も参加したい」と笑顔を見せた。4度目の参加となった喜多方市の主婦(56)は「シダレザクラは地元でもきれいな場所。今年もきれいに咲いてうれしい」と振り返った。

 同ウォークは同市などでつくる実行委の主催、市、市教委、市体協、福島民友新聞社、市スポーツ推進委員会、JR会津若松駅の共催、喜多方ウオーキング会の主管。

 検温と消毒対策徹底

 スタート、ゴール地点となった喜多方市の押切川公園スポーツ広場では、新型コロナウイルス対策を講じて参加者を迎えた。検温と消毒を徹底し、受け付けを4回に分けて人が密集しないよう配慮した。例年行っている開会式や歓迎イベント、出店は中止した。

 家族3人で参加したいわき市の公務員の男性(40)は「受け付けが時間差で混雑せず、密にならないで楽しんで桜を見ることができた」と話した。