絶景、三春滝桜 無料シャトルバス、ライトアップも

薄紅色の花を咲かせ、来場者を魅了する三春滝桜=31日、三春町
三春町の国指定天然記念物「三春滝桜」が31日、見頃を迎えた。町によると、同日午前の時点で五分咲きとしていたが、本格的な春の陽気で八分咲きまで開花が進んだ。日本三大桜の一つとされる巨木は薄紅色の小さな花を無数に咲かせ、観光客を迎えている。
樹齢1000年以上とされるエドヒガン系ベニシダレザクラで樹高は13.5メートル、根回りは11.3メートルを誇る。27日に観測史上最も早い開花が発表され、31日から無料シャトルバスの運行も始まった。会場内に飲食の売店が設けられ、例年に比べやや早い花見を楽しむ観光客でにぎわっている。
三春滝桜保全のため観桜料300円(中学生以下無料)が必要。夜間ライトアップも行っており、時間は午後6時~同9時。