県内で最も遅い「大鹿桜」開花 猪苗代・磐椅神社で見頃

 
見頃を迎えた磐椅神社の大鹿桜

 猪苗代町の磐椅(いわはし)神社にある大鹿桜が開花し、見頃を迎えた。同神社によると、今年は例年より開花が約1週間早く、見頃は5月6日ごろまでという。

 大鹿桜は「会津五桜」の一つに数えられる。サトザクラの一種で、開花時は白色、その後はピンク色に変わり、最後は鹿の色に似ることから「大鹿桜」と呼ばれている。

 県内で最も遅い時期に咲く桜の名所の一つとして知られ、今年1月からはクラウドファンディングで募った資金で樹勢回復工事に取り組んでいる。

 問い合わせは同神社(電話0242・62・4109)へ。