天高く...舞い昇る「飛龍の藤」 会津美里・伊佐須美神社の大フジ

伊佐須美神社の境内で天高く咲き誇る「飛龍の藤」
会津美里町の伊佐須美神社にある県指定天然記念物「飛龍の藤」が見頃を迎えている。訪れた参拝客らが、境内で天高く咲き誇るフジの花を楽しんでいる。
飛龍の藤は、シラカシの木につるを巻いて伸びており、天に舞い昇る龍の姿になぞらえてその名がついた。
同神社によると、高さは約17メートル、根回りは2メートル以上あり、推定樹齢は300年という。見頃は今月中旬ごろまで。
三島町から訪れた金子イシヨさん(90)は「これほど大きなフジはなかなか見ることができない。紫と緑が鮮やかできれい」と話した。