磐梯山麓にも春の訪れ 雪割草が開花、例年より2週間早く

 
11日に開花した雪割草 (千葉さん提供)

 猪苗代町の磐梯山麓で11日、雪割草が開花した。福島自然環境研究室代表の千葉茂樹さんによると、例年より約2週間早い。

 雪割草は主に北陸地方に自生する植物で、春の訪れとともに雪の中から花を咲かせることで知られている。花は小さく、ピンクや白、青紫など色とりどりなのが特徴。

 千葉さんは「今月1日ごろにつぼみが出ていて、今年は成長が早いと感じていた。開花から約1カ月半は磐梯山麓で見られると思う。つぼみから開いた直後が一番きれいだ」と話した。