【ニッコウキスゲ】駒止湿原の自然守る!環境保全 ニッコウキスゲ見ごろ

 
見ごろを迎えたニッコウキスゲ

 南会津町の湿原を守る会は4日、同町と昭和村にまたがる国指定天然記念物「駒止湿原」周辺の農道で外来種植物の駆除作業を行い、会員らが環境保全に汗を流した。

 同湿原は現在、2015(平成27)年の豪雨災害により、同町からの進入は通常禁止されている(昭和村側は可能)。駆除活動は約10年間続いている。会員と、参加した東北電力田島電力センターの職員らは南郷地区から車で同湿原に入り、農道に自生する外来種植物を駆除した。

 同湿原では山吹色のニッコウキスゲが見ごろを迎え、同会の樋口英一副会長は「(入山者には)入山前にしっかり靴の土などを落として自然を楽しんでほしい」と話した。

 野生動物に注意

 駒止湿原などを管理する南会津町教委は、クマやイノシシの活動が同湿原周辺で活発化しているため「自然の一部に入っていくことを頭に入れ、入山の際は鈴やラジオの携帯など対策を徹底してほしい」と注意を呼び掛けている。

 同湿原には、同町のみなみやま観光が運行するシャトルバス(土、日曜のみ)で入山できる。シャトルバスは最小催行人数(4、5人)に達しない場合は運行しない。