【ヒナノキンチャク】愛らしい姿「岩場のアイドル」 希少な野草

 
愛らしい花を咲かせるヒナノキンチャク=田村市滝根町・あぶくま洞

 希少な野草「ヒナノキンチャク」が、田村市滝根町のあぶくま洞周辺の岩場などで開花し、愛らしい姿を見せている。

 ヒメハギ科ヒメハギ属の植物で、草丈は7~15センチ。名前は果実が巾着に似ていたことに由来する。環境省のレッドリストで絶滅危惧1B類に指定されている。2016(平成28)年に福島大共生システム理工学類の生物多様性保全研究室が発見し、学会誌に論文が発表された。国内最大の群生地とみられるという。

 あぶくま洞の第2駐車場脇などに自生しており、同研究室とあぶくま洞管理事務所は看板を設置するなどして、PRと保全に努めている。