カツオの薬味みそ和え

 

 身近な存在の調味料「みそ」は、使い方や素材によって料理のバリエーションを無限大に広げてくれる頼もしい存在。近年、その健康効果は世界的に注目を集め、がんや生活習慣病の予防、老化防止や美白効果もあるという研究結果も。みその健康効果やおいしさを引き出す料理の研究に取り組む橋本ヨシイ先生が、みその魅力満載のレシピを紹介します。

 【栄養価】エネルギー147キロカロリー、食塩相当量1.6グラム ※一人分の値

 ◆材料 <2人前>

・カツオ(刺身用).........150グラム
・しょうゆ.........小さじ1
 (A)
  みそ.........大さじ1
  みりん.........大さじ1/2
  練りゴマ.........小さじ1
  ショウガ(みじん切り).........小1片分
  長ネギ(みじん切り).........10センチ分
・青ジソ.........8枚
・ミョウガ(千切り).........1本
・万能ネギ(小口切り).........少々

 ◆作り方

(1)カツオは1.5センチ角に切り、しょうゆを振りかけて軽く混ぜ、下味を付ける。
(2)ボウルに(A)を入れて混ぜておく。そこにカツオを加えてざっくり混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
(3)器に青ジソを敷き、(2)のカツオを盛りつけ、ミョウガの千切りと万能ネギを散らす。
 ※青ジソで包みながらいただきましょう!ルッコラやマスタードグリーン、ミックスハーブなどを添えても◎!

 【ワンポイント】

 5月は心身ともに疲れが出やすい時期。こんな時におすすめの食材は、元気の出る魚"初ガツオ"。今回のレシピは、みそと薬味がカツオの生臭みを抑えて旨みをプラスしてくれるので「ちょっとカツオは苦手」という人にも好評です。カツオの良質なたんぱく質とビタミン、ミネラルで"元気回復"間違いなし!ご飯にのせて丼風にしても、熱いほうじ茶をかけて茶漬け風にしてもおいしいですよ。

 Profile【 料理監修・橋本ヨシイさん 】
 福島学院大・食物栄養学科講師。郡山市在住。管理栄養士。1989年から「ヘルシークッキング教室」主宰。全国みそ健康づくり委員会のみそ料理レシピの管理、監修を行っている。
 〔協力紹介〕全国味噌工業協同組合連合会による「みそ健康づくり委員会」。みその効用や知識、レシピ、全国のみそ屋mapなど、みそのことならおまかせ!

2020年5月号・Me&You「橋本ヨシイ先生監修・健康おいしいみそレシピ」より