かぼちゃとおいものはちみつみそ煮

 

 身近な存在の調味料「みそ」は、使い方や素材によって料理のバリエーションを無限大に広げてくれる頼もしい存在。近年、その健康効果は世界的に注目を集め、がんや生活習慣病の予防、老化防止や美白効果もあるという研究結果も。みその健康効果やおいしさを引き出す料理の研究に取り組む橋本ヨシイ先生が、みその魅力満載のレシピを紹介します。

 【栄養価】エネルギー149キロカロリー、食塩相当量0.8グラム ※1人分の値

 ◆材料 <2人分>

・カボチャ.........80グラム
・サツマイモ.........80グラム
・水.........約200ミリリットル
・酒.........大さじ2
 (A)
  はちみつ.........大さじ1
  みそ.........大さじ1/2
  しょうゆ.........1/2

◆作り方

(1)カボチャとサツマイモは、食べやすい大きさに切る。
(2)鍋に(1)と水、酒を入れて火にかけ、煮立ってきたらフタをして火を弱め、10分ほど煮る。
(3)(A)の調味料を煮汁で溶きながら加え、鍋を回しながら煮汁を絡めるように煮る。

 【ワンポイント】

 パパッと短時間でできるので、あと1品欲しい時に手軽に作って頂けます。
 みそを使うことによってカボチャとサツマイモの甘さを引き立て、お菓子のような優しい甘さとコクが味わえます。箸休めの一品としておすすめですが、初秋のティータイムにも楽しんで頂けます。カボチャに含まれるビタミンAとビタミンE、サツマイモのビタミンCで、美肌に関わる〝ビタミンACE(エース)″が摂れ、食物繊維も摂れるのでお腹の調子も整います。おいしくて、つい食べ過ぎてしまう〝誘惑″の一皿です。

 Profile【 料理監修・橋本ヨシイさん 】
 郡山市で「ヘルシークッキング教室」主宰。管理栄養士。前・福島学院大客員講師。みそ健康づくり委員会のみそ料理レシピの管理、監修を行っている。
 〔協力紹介〕全国味噌工業協同組合連合会「みそ健康づくり委員会」。みその効用や知識、みそ料理のレシピ、全国のみそ屋mapなど、みそのことならおまかせ!

2022年10月号・Me&You「橋本ヨシイ先生監修・健康おいしいみそレシピ」より