みそフレンチトースト

身近な存在の調味料「みそ」は、使い方や素材によって料理のバリエーションを無限大に広げてくれる頼もしい存在。近年、その健康効果は世界的に注目を集め、がんや生活習慣病の予防、老化防止や美白効果もあるという研究結果も。みその健康効果やおいしさを引き出す料理の研究に取り組む橋本ヨシイ先生が、みその魅力満載のレシピを紹介します。
【栄養価】エネルギー575キロカロリー、食塩相当量2.2グラム ※1人分の値
◆材料 <2人分>
・食パン(4枚切り).........2枚(約180グラム)
・バター.........大さじ1
【卵液】
卵.........2個
牛乳.........300ミリリットル
砂糖.........20グラム
白みそ(甘口).........大さじ1
※塩分が5~6%のみそ
【添えるフルーツの例】(好みで用意する)
イチゴ.........4~5個
キウイフルーツ.........1個
オレンジ.........1個
*好みでハチミツやメープルシロップを少量
◆作り方
(1)材料の下ごしらえをする。
・卵液をバットで混ぜ合わせ、食パンを浸す。
・ラップをかけて1時間くらい冷蔵庫に入れて卵液を染み込ませる(途中で一度返す)。
(2)フライパンにバターを溶かし、卵液の染み込んだ食パンを並べ、弱火で焼く。
表裏5分くらいずつを目安に焼く。
※フライパンが小さめの時は1枚ずつ焼くか、ホットプレートを利用する。
(3)皿に取り出してフルーツを添え、好みでハチミツやメープルシロップをかける。
【ワンポイント】
今月はみそを使ったおいしい「フレンチトースト」をご紹介します。みそを少し加えることで味に深みとコクが出て、砂糖が少なくても風味よく作れます。お子さんのおやつとして、また、休日のブランチにもおすすめのスイーツです。
上手に作るポイントは、しっかりパンの中心部まで卵液を染み込ませること。食パンを4等分くらいに小さく切ってたっぷり卵液を含ませ、ホットプレートで作っても楽しめます。休日などにお子さんと一緒に家族で作る楽しさとおいしさを体験してみませんか。
Profile【 料理監修・橋本ヨシイさん 】
郡山市で「ヘルシークッキング教室」主宰。管理栄養士。前・福島学院大客員講師。みそ健康づくり委員会のみそ料理レシピの管理、監修を行っている。
〔協力紹介〕全国味噌工業協同組合連合会「みそ健康づくり委員会」。みその効用や知識、みそ料理のレシピ、全国のみそ屋mapなど、みそのことならおまかせ!
2023年4月号・Me&You「橋本ヨシイ先生監修・健康おいしいみそレシピ」より