みそポキ丼

 

 身近な存在の調味料「みそ」は、使い方や素材によって料理のバリエーションを無限大に広げてくれる頼もしい存在。近年、その健康効果は世界的に注目を集め、がんや生活習慣病の予防、老化防止や美白効果もあるという研究結果も。みその健康効果やおいしさを引き出す料理の研究に取り組む橋本ヨシイ先生が、みその魅力満載のレシピを紹介します。

 【栄養価】エネルギー607キロカロリー、食塩相当量1.9グラム ※1人分の値

 ◆材料 <2人分>

・マグロ(赤身・刺身用).........100グラム
・サーモン(刺身用).........100グラム
・アボカド.........1/2個
・紫玉ネギ.........1/4個
・キュウリ.........1/2本
・ラディッシュ.........2~3個
・スプラウト.........1パック
・白ゴマ.........適量
・ご飯.........茶碗2杯分
*あれば、レモン風味ソルト.........少々

【みそ甘辛ダレ】
 みそ.........大さじ1
 みりん.........大さじ1
 しょうゆ.........大さじ1/2
 ゴマ油.........小さじ1
 チリペッパー(またはラー油).........少々

 ◆作り方

(1)材料の下ごしらえをする。
 ・マグロとサーモン、キュウリ、アボカドは1センチ角に切る。
 ・紫玉ネギは半量を粗みじんに、残りは1センチ角に切る。
 ・ラディッシュは薄く輪切りにする。
 ・スプラウトは根本を切り取ってザルに入れ、流水でよく洗う。
(2)ボウルに「みそ甘辛ダレ」の調味料を合わせ、マグロとサーモンを入れてあえる。
 次にキュウリとアボカドを加えて、さっくりと混ぜる。
(3)器にご飯を盛り付け、紫玉ネギのみじん切りを散らす。その上に(2)を散らし乗せて、1センチ角の紫玉ネギ、ラディッシュ、スプラウト、ゴマを散らす。あれば、レモン風味ソルトを少々振る。

 【ワンポイント】

 常夏の楽園、ハワイのお知恵を借りた"彩りご飯"は、食欲のない時におすすめです。
みそで味付けするのでコクとうま味が加わり、タマネギやラディッシュ、キュウリなどの野菜も入るので食感もよく、爽やかな風味でおいしく食べられます。
 マグロとサーモン、みそで良質なたんぱく質が、アボカドや野菜でビタミン、ミネラルが揃い、一皿で栄養バランス良く仕上がります。彩りもよいので見た目にも食欲をそそります。

 Profile【 料理監修・橋本ヨシイさん 】
 郡山市で「ヘルシークッキング教室」主宰。管理栄養士。前・福島学院大客員講師。みそ健康づくり委員会のみそ料理レシピの管理、監修を行っている。
 〔協力紹介〕全国味噌工業協同組合連合会「みそ健康づくり委員会」。みその効用や知識、みそ料理のレシピ、全国のみそ屋mapなど、みそのことならおまかせ!

2023年8月号・Me&You「橋本ヨシイ先生監修・健康おいしいみそレシピ」より