温めた味わい...「燗酒」3酒蔵に最高金賞 全国燗酒コンテスト
温めた日本酒の味わいを競う「全国燗(かん)酒コンテスト2018」の審査結果が21日までに発表された。「お値打ち燗酒ぬる燗部門」で大和川酒造店(喜多方市)の「純米辛口弥右衛門」、プレミアム燗酒部門で人気酒造(二本松市)の「人気一燗酒スペシャル」、特殊ぬる燗部門で笹の川酒造(郡山市)の「笹の川秘蔵純米二十五年古酒」がそれぞれ最高金賞に選ばれた。
日本酒は、一般的に温めるとうま味が増し味わいが柔らかくなるとされ、長く主流の飲み方として徳利(とっくり)などの酒器が発達してきた。コンテストはその「燗酒」に適した日本酒について審査するもので実行委の主催、日本酒造組合中央会の後援で開催。今回は251社から4部門に838点が出品され、7月下旬に行われた審査会で最高金賞に43点、金賞に219点を選んだ。
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