福島県の地酒紹介 東邦銀行、東京で「ふくしま酒まつり」
東邦銀行が県産日本酒のおいしさを首都圏に紹介する「ふるさと応援 ふくしま酒まつり」が11日、東京・丸の内の丸ビルで始まった。会場は多くの日本酒愛好者でにぎわい、全国新酒鑑評会で金賞受賞銘柄数が6年連続日本一に輝いた「酒どころ・ふくしま」の名酒を堪能した。12日まで。
今年で6回目。県産地酒3種類とおつまみをワンコイン(税込み500円)で提供する「飲み比べセット」をはじめ、数量限定で最高峰の日本酒を含む「プレミアム飲み比べセット」(同千円)を用意した。
開会式で北村清士頭取が「日本一のふくしまの酒をじっくりと味わって、今後も応援をお願いします」と呼び掛けた。内堀雅雄知事は「おいしいふくしまの酒を飲んで皆さんが笑顔になってほしい」と述べた。北村頭取と内堀知事、丸ビルを保有する三菱地所の木村恵司特別顧問、県酒造組合の有賀義裕会長、2019ミス日本酒グランプリの春田早重さんが鏡開きした。
北村頭取は式後、報道陣に「風評払拭(ふっしょく)をお手伝いしたいと始めたが、6年間でふくしまの酒のおいしさが浸透し、一つの役目を果たせたのではないか。ふくしまの酒のイベントが増えており、新たな貢献の方法を考えたい」と語り、今回で酒まつりの開催を一区切りとする考えを示した。
12日は午前11時~午後9時(ラストオーダーは同8時30分)。
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