南会津の「國権」が純米吟醸3位 南部杜氏・自醸清酒鑑評会

 
自信の逸品を手に入賞の喜びを語る佐藤さん

 杜氏(とうじ)集団「南部杜氏」の組合である南部杜氏協会(岩手県花巻市)は15日、2018(平成30)酒造年度の自醸清酒鑑評会の審査結果を発表した。福島県からは純米吟醸酒の部で国権酒造(南会津町)の「國権」が3位となった。

 各部門の1位は吟醸酒の部が渡辺酒造(栃木県)の「旭興」、純米吟醸酒の部が一ノ蔵(宮城県)の「一ノ蔵」、純米酒の部が八戸酒造(青森県)の「陸奥八仙」だった。1911(明治44)年4月に始まり、100回目となる今回は全国149酒蔵から3部門に計767点の出品があった。

 高い評価を得た優等酒には、本県から吟醸酒の部に10点、純米吟醸酒の部に8点、純米酒の部に2点が選ばれた。審査は2~5日に花巻市で行われた。100回記念式典を兼ねた表彰式は5月24日、同市で行われる。

 ◆「味と香り自信作」 

 国権酒造杜氏の佐藤吉宏さん(67)は「気候の変動が激しく、温度管理などに苦労した。(味と香りの)バランスが取れている自信作」と話し、11年連続で金賞を獲得している全国新酒鑑評会について、「12年連続の金賞を受賞できるよう期待している」と目を細めた。