福島県産酒が2部門「1位」 香港の鑑評会、豊國酒造と曙酒造
7日から香港で開催されているアジア最大級の見本市「プロ ワイン アジア」内で開かれた日本酒の鑑評会で、豊國酒造(会津坂下町)の「スパークリングTOYOKUNI」がスパークリング部門、曙酒造(同)の「天明掌玉純米大吟醸超低温3年熟成」が古酒部門でそれぞれ1位に輝いた。スパークリングTOYOKUNIは出品銘柄全体で2位を獲得した。
鑑評会には県内5蔵元が19銘柄を出品した。全体で130銘柄が出品され、現地の日本酒愛好家が「普通酒」「大吟醸酒」など部門別に味や香り、口当たりなどを評価した。表彰式は8日に現地で行われた。見本市は10日まで開催され、本県からは10蔵元が日本酒や焼酎30銘柄を出展している。県内4社が日本酒に合う加工食品も提供している。
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