酒場詩人・吉田類さん「偉業達成に祝杯」 7年連続日本一喜ぶ

 

 県産日本酒の魅力を国内外にPRする「ふくしまの酒マイスター」を務め、酒場詩人として知られる吉田類さんは「7連覇という偉業達成に今夜も福島の日本酒で祝杯をあげたい」と喜び、「プレッシャーをはねのける福島の酒造りの技術は素晴らしい」と酒蔵の努力をたたえた。

 本県を度々訪れ、県産日本酒の魅力発信に大きく貢献している吉田さん。「日本酒が福島県産品の風評払拭(ふっしょく)の先駆けとなる。海外に売り込む際にも強い魅力になるのでは」と波及効果に太鼓判を押した。

 「早く福島の酒場を訪ねて、おいしい日本酒を味わいたい」と"福島放浪"が待ち遠しそうだった。

 俳優・神尾佑さん「携わる方に敬意」

 いわき市出身の俳優で、県産酒をテーマにしたドラマ「どうしても呑(の)みたい夜がある」(FCT)に主演した神尾佑さん(福島高卒)は、福島民友新聞社の取材に応じ「7連覇達成おめでとうございます。酒造りに携わる全ての方に敬意を表します。これで福島の酒のおいしさは全国的にもっと認知されていくことと思います。私も、もっと声を高らかに福島の酒をアピールしていきますよ」と話し、県内蔵元の快挙を喜んだ。