金賞受賞数7年連続日本一祝う 若松で会津清酒屋台村
全国新酒鑑評会で福島県の金賞受賞蔵数が7年連続日本一となったことを祝い、7連覇をリードした会津清酒を楽しむ「会津清酒屋台村」が1日、会津若松市の鶴ケ城天守閣帯廓)で開かれた。来場者が金賞受賞酒で乾杯し、7年連続の快挙を喜んだ。
会津清酒消費拡大推進協議会の主催。観光客を「会津の夜」に誘導し、中心市街地活性化を図る「ナイトタイムエコノミー」が同日始まったのに合わせ、開催記念セレモニーや郷土芸能披露との合同イベントとして開かれた。
チケット制で、金賞受賞酒で乾杯したほか、12蔵元の会津清酒がショット販売された。カフェや手作りクラフトなどの「夕涼みカフェ」も開催された。
東山芸妓の華やかな踊りや鶴ケ城太鼓などの演奏も披露され、天守閣の夜間登閣も行われた。同協議会長の松本善六会津若松酒造協同組合長は「組合の6社が金賞となり、7連覇をリードできた。喜びを分かち合いたい」と語った。
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