日本酒「絆舞・令和」完成を報告 内堀知事に信金と曙酒造代表

 
川本理事長(右)の勧めで「絆舞 令和」を味わう内堀知事

 全国の信用金庫のネットワークを生かして47都道府県123地域のコメで仕込んだ日本酒「絆舞(きずなまい) 令和」の完成報告のため、信金と、醸造した曙酒造(会津坂下町)の代表が23日、県庁に内堀雅雄知事を訪ねた。

 訪れたのは城南信金(東京都)の川本恭治理事長はじめ福島信金の樋口郁雄理事長、会津信金の星幹夫理事長、ひまわり信金の台正昭理事長、あぶくま信金の太田福裕理事長、曙酒造の鈴木孝教営業部長。

 川本理事長が日本酒に加え、酒かすを原料に製造した日本酒カステラをPRした。内堀知事は「お酒には被災地を応援しようとの思いがギュッと詰まっている。カステラも滑らかでおいしい」と笑顔を見せた。

 日本酒造りは復興支援や地方創生を目的にした信金の「興こし酒プロジェクト」の一環。日本酒は10月7、8の両日、東京都の東京国際フォーラムで開かれる「"よい仕事おこし"フェア」で販売される。フェアでは古関裕而が城南信金の社歌を作曲した縁で、古関の記念コンサートも予定されている。