東京・新橋で飲もう!ふくしまの酒まつり 日本酒150銘柄集結

 
県産日本酒が首都圏消費者の人気を集めている「ふくしまの酒まつり」=東京・新橋駅前SL広場

 全国新酒鑑評会で金賞受賞銘柄数が7年連続日本一を記念した県の日本酒PRイベント「ふくしまの酒まつり」が29日、東京都港区のJR新橋駅前SL広場で始まった。4年目の今年は県内52蔵元から約150銘柄が集結。本県の豊かな自然が生んだコメと水、杜氏(とうじ)が磨き上げた技術の結晶といえる地酒を堪能しようと大勢の来場者で活況を呈している。30日まで。

 「サラリーマンの街」が日本酒ファンであふれた。開幕式で内堀雅雄知事は「造り手の思いと情熱、愛情が詰まったお酒を楽しんでください」と述べ、小柳津明港区副区長が県産日本酒にエールを送った。

 渡部謙一県酒造組合副会長の発声で乾杯。会津若松市に住む唎酒師(ききさけし)でシンガー・ソングライター氏家エイミーさん、いわき市のフラグループ「ハーラウ ラウラーナニ」などのライブが会場を盛り上げた。

 昨年に続き同僚と来場したという都内の会社員、女性(31)は「ふくしまのお酒は全部おいしいので、どの銘柄を飲もうか迷います」と笑顔で話した。

 会場で販売する当日券は5枚つづりで1000円。最終日は午後4~8時(当日券販売は同7時まで)。