会津清酒の品質確認 会津若松で53点の味、香り、色審査

 
会津清酒の品質を確かめる審査員ら

 全会津清酒活性化、会津清酒品質保証審査の両委員会は27日、会津若松市の会津若松酒造協同組合で会津清酒品質審査会を開き、審査員が普通酒と純米酒の品質を確認した。

 両委員会は、会津清酒の資質向上を目的に年に4回審査会を開いている。今回は、酒造メーカーが搬入した普通酒のほか、需要が伸びてきている市販の純米酒計53点を審査。審査委員長の大和川酒造店(喜多方市)杜氏(とうじ)の佐藤哲野さんら8人が、味や香り、熟成度を判断する色などを確かめながら審査した。

 審査結果は各蔵元に送られ、会津清酒の品質向上に役立ててもらう。