「又兵衛」に純米吟醸原酒 四家酒造店、こだわりの高級感

 
10日に発売される純米吟醸原酒「又兵衛 弘化二年」

 四家酒造店(いわき市)は10日、純米吟醸原酒「又兵衛 弘化二年」を発売する。7代目の四家久央代表社員は「香りも高級感があり、膨らみのある上品な味わいに仕上がった」と完成した代表銘柄の最上級品に自信を見せる。

 商品名は、初代又兵衛が自ら酒を楽しむために酒造りを始めた1845年の和暦「弘化2年」から取った。ラベルには、江戸から明治時代にかけての絵師長谷川雪堤に先代が依頼したとされる「酒屋」の絵を採用した。原画は県立博物館に寄託した貴重な絵になっている。

 同酒造がこだわったのが高級感。酒造好適米「夢の香」を50%まで磨き上げ、フルーティーさと膨らみを持つぜいたくな味わいが特長で、化粧箱にレトロ瓶という組み合わせで、商品化した。

 600本を製造。価格は720ミリリットル3千円(税別)。主に市内の酒店で販売している。