純米大吟醸「古関メロディー」発売 功績に思いはせて、福島・金水晶

 
純米大吟醸「古関メロディー」をPRする斎藤専務

 福島市の金水晶酒造店は30日、同市出身の作曲家古関裕而にちなんだ純米大吟醸「古関メロディー」を発売した。

 表ラベルと化粧箱には古関が福島盆地を描いたイラストを使用。裏ラベルのQRコードをスマートフォンで読み取ると、同市古関裕而記念館のホームページから"古関メロディー"約5千曲のリストを見ることができる。

 同市の県観光物産館で販売するほか、今後順次、市内の酒販店やスーパーなどでも取り扱う予定。

 この純米大吟醸は9月に発表された県秋季鑑評会の金賞受賞酒。同市で育てられた県の新しい酒造好適米を使って仕込んだ。

 サイズは2種類で、720ミリリットル瓶が税込み3960円、1.8リットル瓶が同6930円。

 県観光物産館で30日、発表セレモニーが行われた。金水晶酒造店の斎藤湧生専務が「味わいながら、福島の生んだ偉人の功績に思いをはせてほしい」とPRした。

 同物産館では11月1日まで試飲販売会を開く。