大七酒造が最高峰の極上酒 限定販売、技術の粋を結集

 
新発売の生純米大吟醸雫原酒「妙花闌曲Ω(オメガ)」を手にする太田社長

 大七酒造は同社発売の最高峰「妙花闌曲(みょうからんぎょく)」の極上酒として生純米大吟醸雫原酒「妙花闌曲Ω(オメガ)」を8日、新発売。太田英晴社長が、二本松市の同社で発表した。

 「妙花闌曲」が同社最高峰の日本酒として発売されたのが2003(平成15)年。単醸造年度産の製品のほか複数醸造年度の貯蔵酒からえりすぐりをブレンドした「妙花闌曲グランド・キュヴェ」を世に送り出してきた。
 今回、現代の名工に名を連ねた杜氏(とうじ)、精米工などが築き上げた技術の粋を結集。単醸造年度産で熟成も加えた新しい高級酒造りに取り組んだ。

 究極の美酒の完成という思いから、名前にギリシャ文字の最後で「最終」「究極」の意味を持つという「Ω」を用いた。

 太田社長は「しっかりとした熟成とともに生き生きとして勢いのある仕上がりになった。全ての風味が美しくバランスが取れている。食事と一緒に楽しんでほしい」と話している。

 今回は16醸造年度産で1856本の限定販売。価格は720ミリリットル税込み4万9500円。

 問い合わせは同社(電話0243・23・0007)へ。