バイヤー招き商談会!福島県産「日本酒」 5カ国の市場拡大へ
日本貿易振興機構(ジェトロ)福島貿易情報センターは26日、郡山市で日本酒などの市場拡大が見込まれる5カ国からバイヤーを招いた商談会を開き、質の高い県産酒をPRした。
ベトナム、オーストラリア、ブラジル、スイス、ドイツの5カ国からバイヤーを招請。県内の蔵元を中心に、焼酎メーカーや卸業者など14社が参加し、それぞれ商談を進めた。
ジェトロ福島によると、日本酒の輸出先は現在、米国や韓国、中国などが多いが、今回招請した5カ国も日本酒への関心が高く、今後の販路開拓が期待される。新たな販路開拓によって、輸出量が6年連続で増えている県産酒の輸出促進につなげる。商談会後も輸出成約に向け、継続的にサポートしていく。
この商談会は同日、全国19都府県で開催された「食品輸出商談会」の一つ。本県は、新酒鑑評会の金賞受賞数7年連続日本一を記録したことや、世界的なコンテストに入賞する事業者が増えてきていることなどを踏まえ、酒類に特化した商談会とした。
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