ニューヨークで福島県産酒飲み比べ 飲食店でイベント開催へ

 

 県産日本酒の知名度アップと販路拡大に向け、県は12月に県産酒の最大の輸出先である米国・ニューヨーク市の飲食店10店舗で飲み比べを楽しめるイベント「フクシマ サケ ウィーク」を初めて繰り広げる。

 県によると、米国への輸出量は増加傾向にあり2018(平成30)年度は約8万2800リットルに上った。

 ニューヨーク市で人気のある日本食のレストランで13蔵元、23銘柄の中から料理に合う酒を選んでもらっており、3種類の飲み比べセットとして提供する。

 期間は12月2~8日。県は、県産酒が店のメニューに加わることを目標にしており「来年度以降もイベントを続け(提供する)店舗数を増やしていきたい」としている。

県産酒の提供蔵元次の通り。

 国権酒造、奥の松酒造、末廣酒造、大七酒造、曙酒造、人気酒造、有賀醸造、仁井田本家、小原酒造、夢心酒造、名倉山酒造、ほまれ酒造、栄川酒造