「摺上川」新酒を発売 福島産こだわり純米吟醸
米作りから醸造まで福島市産にこだわった「純米吟醸 摺上川」の新酒(生酒)が、発売になった。精米歩合をこれまでの60%から55%にし、品質を向上させた。
地元の農家や観光関係者らで組織する「飯坂温泉地酒をつくる会」と飯坂温泉観光協会が企画した3年目の地酒造り。
本県の酒造好適米「夢の香」を使用し、同市飯坂町東湯野の酒米栽培田で育てた酒米を同市松川町の金水晶酒造店で仕込んだ。米栽培と仕込みには摺上川の水を用いた。
価格は720ミリリットル入りで税込み1930円。数量限定で、市内の主な販売店で購入できる。
問い合わせは同協会(電話024・542・4241)へ。
発売記念イベントが29日までに、同市飯坂町の舛七酒店で開かれ、つくる会の安斎忠作会長、菊田透副会長、佐藤真也、柳沼公貴の両幹事が新酒をPRした。
主な販売店次の通り。
舛七酒店、角田商店、いちい飯坂店、県観光物産館、川瀬酒販